[ディスプレイ] Smart KVMとは

 

 

 

Smart KVMは、ディスプレイに接続された2つのデバイスを1セットのキーボード/マウスで切り替えて操作できる革新的な機能です。ハードウェアやソフトウェアを追加で購入する必要はありません。ディスプレイに接続するだけで、2台のPCを1つの画面で簡単に切り替えることができます。また、Smart KVMを使えば、2台のPC間でコピー&ペーストをすることもできます。

 

(例: ROG Strix XG49WCR) 

 

 

A. 入力ソースの接続と設定:

1. 次のいずれかの方法でコンピューターを接続します。
   PC1: DisplayPort+USB Type-B と PC2: USB Type-C 
   または
   PC1: HDMI+USB Type-B と PC2: USB Type-C 
    ご参考: PC1台はUSB Type-C接続である必要があります。

 

2. 設定メニュー(OSD)を起動し、PIP/PBP設定 > PIP/PBPソース の順に進み、2つの入力ソースを選択します。 
   PC1: DisplayPort+USB Type-B と PC2: USB Type-C 
   または
   PC1: HDMI+USB Type-B と PC2: USB Type-C 

 

 

B. PIP/PBPモードの設定:

1. 設定メニュー(OSD)を起動し、PIP/PBP設定 > PIP/PBPモード の順に進み、表示モードを選択します。
    ご参考: PIP/PBPモードを設定できない場合は、可変リフレッシュレートとHDR機能を[オフ]に設定してから再度お試しください。

 


C. Smart KVMの設定:

1. 入力ソースが正しく接続され、ディスプレイの設定が完了するとコンピューター上で「Smart KVM」アプリの読み込みが開始されます。

ユーザーアカウント制御ウィンドウが表示された場合は、[はい]をクリックしSmart KVMアプリのインストールを続行します。

 

2. Smart KVMアプリのインストールが完了し接続に成功すると、タスクトレイに次のようなアイコンが表示されます。

 

 

よくあるご質問(FAQ)   
Q1: 接続に失敗した場合どうすればよいですか?

 

A1:

a. まず、USB Type-C/USB Type-Bケーブルを抜き差しし、2つの入力ソースが正しく接続されていることを確認します。
    PC1台はUSB Type-C接続である必要があります。
    入力ソースが正しく接続され、ディスプレイの設定が完了するとコンピューター上で「Smart KVM」アプリの読み込みが開始されます。
  
    ユーザーアカウント制御ウィンドウが表示された場合は、[はい]をクリックしSmart KVMアプリのインストールを続行します。

 

    Smart KVMアプリのインストールが開始されない場合は、エクスプローラーから「CDドライブ: SmartKVM」を開き、SmartKVM.exe ファイルを実行して手動でアプリをインストールします。


b. Smart KVMでは、ショートカットキー <Alt> + <S> を使用することで、各PC個々のキーボードとマウスから簡単に切り替えることができます。 
c. USB Type-C PD 90W充電機能を有効にすると、USBハブ機能が無効になり、USB 3.2 Gen 1 Type-A/Type-Bポートは使用できなくなります。また、HDR機能もサポートされません。  
  (例: ROG Strix XG49WCR): システム >USB-C充電 > 90W

  
*USB Type-C PD 90W充電機能を有効にすると、USBハブ機能が無効になり、USB 3.2 Gen 1 Type-A/Type-Bポートは使用できません。